本記事では、独裁的な経営者とストレスがMAXの介護リーダーについて紹介しています。
『こんな経営者やリーダーがいるんだ』という感じでご覧になっていただければ…とおもいます。
従来型特養で働いている方のプロフィール
- 30代(男性)
- お住いの都道府県:千葉県
- 介護・福祉歴10年
- 現在の特養での勤続年数:4年
- 現在働いている特養の従業員数:約200人
- 保有資格:介護福祉士
- 年収:400万円
- 処遇改善手当支給額:19000円
現在働いている特養の給料
私が勤務している施設は千葉の田舎なのですが、そのなかでは給料はよく基本給は17万ほどいただいております。
それ以外に夜勤手当36000円、処遇改善手当19000円、その他通勤や残業などの手当41000円で総支給額が279000円です。
ボーナスは年2回、6月と12月の10日に約30万前後いただけます。
最近では介護職員が不足しており日勤の仕事では上司に頼まれ、1日2時間前後は残業を行っているのが当たり前になってきています。
ただ、サービス残業などはほとんどありません。
特養で働いて『つらい』『大変』だと感じたこと
私は、認知症の方がメインで入居されている棟にて働いています。
当然、ケアは大変になりますし、力仕事も増えます。
また、認知症の方は会話が通じません。
食事のときには「毒が盛られている」と言って食べてくれなかったり、入浴も「殺されてしまう」と嫌がる方も多く、仕事ができないことが多いです。
嫌がる方は当然、抵抗もされるので、顔を殴られキズができたり、メガネが割れてしまうこともありました。
しかし、私は利用者さんが認知症だと割り切ることができるので、『つらい』とは思っていても納得して働くことはできます。
利用者さんの中には、とても可愛らしい高齢者の方もおり、利用者さんが原因で『仕事を辞めたい』と思うことは、ほとんどありません。
また、勤務時間ですが、特養は早番、日勤、遅番、夜勤と時間がバラバラです。
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- 早番なら7時から16時
- 日勤は9時から18時
- 遅番は10時半から19時半
- 夜勤は17時半から翌日10時半
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となっており、若いころは大丈夫でしたが、年を重ねるごとに疲れが取れないことが多くなってきました。
他にも、現在、働いている特養は、理事長と園長が夫婦の家族経営ですので、基本的に園長の命令は絶対です。
なにか企画を立てる際にはかならず園長のお伺いを立てる必要がありますが、園長がダメだといえば、企画を立て直す必要があります。
そのため、園長の機嫌を損ねないよう、園長が嫌いな色は使わない。
園長が嫌いな演出はしないなど、すべて顔色をうかがって対応する必要があります。
特に大変なのが夏祭りと敬老会です。
先ほども書きましたが、企画を立てる必要があります。
毎年、このイベント時には劇や仮装を行うのが恒例行事で、そのシナリオも毎年職員で考えています。
その職員の選抜も園長が「この人でいいんじゃない?」と言った人に任されます。
拒否権はありません。(ほぼ毎年私がやっています。)
同じ部署のリーダーの態度が最悪!
園長からの指示は煩わしく感じますが、現場にはあまり口は出してこないので割り切ることである程度ストレスは減らせます。
なにより苦痛と感じるのは同じ部署の上司からの暴言です。
1ヵ月ほど前に部署のリーダーが変わり、新しいリーダーは今まで寡黙で話しかけても会話が弾まないような方だったのですが、リーダーになると同僚たちに暴言をはくようになりました。
おそらくリーダー業務に追われストレスも溜まっていたのだと思います。
特に外国人研修生たちに強く当たるようになり、言葉遣いも「仕事増やすなよ!」など荒々しくなっていきました。
部署を統括している方に相談しても改善される様子はなく、同僚内での会話は上司の愚痴ばかりになりあまりいい雰囲気とはいえない状況です。
施設で働くうえで、業務が大変なのはどこも一緒です。
一番大切なのは施設内の雰囲気と、職員同士が信頼できる間柄になれているかだと思います。
最悪うつ病で辞める方も多い職業なので、お互いがお互いをケアできる職場選びが大切です。
まとめ
今回、紹介したかたが方が働いている特養は、残業がある分、給料は良いですが、ブラック施設といえます。
やはり、人手不足が原因で、リーダーの方もストレスが限界になり悪態をつくのだとおもいます。
このような施設に就職しないためにも事前に情報を調べることが大事です。
下記の項目で、ブラック施設に就職しないための方法を紹介しているので、参考にしてみたください。
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